この一週間、元総理経験者が凶弾に倒れた事件をきっかけに某宗教団体の話題が続いていますね。
事件についてはコメントする立場にないので触れませんが、ふと思い出したことがあったので、つぶやいてみることにしました。
私が高校1年生の時のことです。
夏休みにちょっとした心霊現象?(だったと思う)に遭遇したことをきっかけに、私はメンタル不調に陥ってしまいました。
いろいろ悩みを抱えていたところに私のことが重なり、母はある新興宗教に入会しました。
話題になっている宗教団体のように高額なものを買わされたり、寄付をさせられたりと言ったことはありませんでしたが、母が熱心に信仰すればするほど、家庭は平和になるどころか、父との喧嘩が増えていきました。
喧嘩が増えた原因としては、母が「私がこれほど信仰しているのに、なぜあなたは真剣に取り組まないんだ!」と父を責めるようになったからです。
時には宗教団体で教わったことを受け売りし、責めることもありました。
完全に宗教に依存し、判断力を欠いているわけです。
ある日の晩、母に連れられ、その宗教団体の相談会に参加することがありました。
びっくりするほどたくさんの参加者がいて、順番が回ってくるまで3時間ほど待たされました。
いよいよ次だという時に、地元の政治家が相談に来たからと順番を入れ替えられました。
そして呼ばれてからの話は大した話ではなく、「霊が憑いている。信仰しなさい。」と、がっかりするものでした。
帰りに母に言いました。
「僕のために一生懸命になってくれることには感謝してる。でも、あそこに頼るのは違うと思う。」と。
母は我に帰ったのか、後にその宗教団体を退会してくれました。
宗教の教えは立派なものもあると思います。
しかし、宗教が争いの原因になるのは本末転倒。
でもなぜ争いが起こるのか。
一つは心酔するがあまり、教義を鵜呑みにし、信仰している自分達が正しくて選ばれし存在と勘違いし、他者を否定したり、排斥しようとしたりするからではないでしょうか。
宗教を否定はしませんが、その目指すところの本質を理解できないのなら信仰しない方がマシ。
自分達のご先祖様に感謝するくらいの信仰心で十分だとと思います。
世の中にはいろんなためになることや教えがありますが、それを鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考えることが大切だと思います。
時には、「それも一つの考え方だけど、自分はこう思う」と自分の意見を持つことも大切です。
私はコーチングやカウンセリングをさせていただいていますが、答えを見つけるのはクライアント様本人。私はそのサポートをさせていただくスタンスです。
こうしなさい、ああしなさいと考えを押し付けることはしません。
もちろん、困った時や辛い時に人を頼ることは悪いことではありません。
一人で思い悩むのではなく、頼れる人を頼ってほしいと思います。
でも依存するのは違う。
あくまで、自分を見失わないようにすることが大切。
周りに流されるのではなく、自分の頭で考えることが大切だよな感じた今日この頃です。
困った時、辛い時は、お近くのカウンセラーやコーチを頼ってみてくださいね。
かずさんのたわいないつぶやきでした。
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